2016年6月4日(土)
舛添知事疑惑“解明へ全力”6会派一致
都議会総務委で追及へ
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東京都議会の日本共産党、かがやけ、生活者ネット、無所属3会派の6会派の代表は3日、都庁で共同会見し、舛添要一知事の一連の問題に対して、都議会総務委員会を開催し、知事を呼んで集中審議を行い、疑惑の解明に全力を尽くすことで一致したと発表しました。
会見には共産党の大山とも子幹事長、かがやけの上田令子幹事長、生活の西崎光子幹事長、無所属の塩村文夏都議の4氏が出席しました。
一致した内容は、(1)高額海外出張、公用車の私的利用、政治資金不正使用について事実を徹底解明するため、全力を尽くす(2)疑惑解明のため、知事出席の総務委員会を開催し、集中審議することを求める―というものです。
会見で大山氏は「多くの都民が事実の解明を求めており、疑惑解明のために都議会の役割を果たそうと一致した」と報告。上田氏は「オール都議会で真相解明し追及していく」、西崎氏は「総務委員会で知事の姿勢をただしていきたい」、塩村氏は「総務委員会の場で知事は説明責任を果たすべき」だと述べました。
大山氏は、事実の解明については各会派が独自の調査で全力を尽くすとし、「共産党としては、百条委員会で疑惑の背景を含めて調査し、再発防止策を考えていきたい」と語りました。