2016年6月5日(日)
最賃1500円求めデモ
東京・渋谷 エキタスの若者たち
|
最低賃金1500円(時給)を実現させようと学生や若者ら400人(主催者発表)が4日、東京都渋谷区の繁華街でデモ行進しました。主催は若者のグループ「AEQUITAS」(エキタス=ラテン語で「正義」や「公正」の意味)です。
参加者がラップ調で「最低賃金1500円、上げろ」「税金使って貧困なくせ」「消費増税絶対反対」とコール。行き交う人々の注目を集めました。
デモに先立つ集会で、参加者4人が思いを語りました。
東京公務公共一般労働組合保育ユニオンの女性は「保育士の専門性や社会的役割にふさわしい抜本的な賃金引き上げが必要です」と訴えました。
新宿で喫茶店ベルクを経営する男性は「最低賃金1500円は人間らしく生きようというメッセージです」と話しました。
東京土建一般労働組合の男性は「建設労働者の賃金の底上げや中小零細の賃上げのためにも今後も運動に参加したい」と語りました。
エキタスメンバーの男性は、最低賃金の引き上げなどは当然の要求だと強調。参院選では「私たちの声を聞いてくれる人を国会に送りましょう」と呼びかけました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しました。