2016年7月25日(月)
原水爆禁止16年世界大会
若者参加へ取り組み急ピッチ
バスツアーや“折り鶴宣伝”
被爆地・広島、長崎の両市で開かれる原水爆禁止2016年世界大会まで1週間。戦争法廃止のたたかいに立ち上がった学生らにも呼びかけて、若い世代に参加してもらう取り組みが急ピッチで進んでいます。
東京では、夏休み中の学生に呼びかけたバスツアーを準備中。40人から参加するとの返事が寄せられています。長野では、2年ぶりに青年学生ツアーを企画。上伊那地域では15人を目標に参加を募っています。
愛知の若者が静岡、三重の青年学生に呼びかけた東海3県バスツアーは40人が目標です。戦争法廃止のたたかいに参加した大学生が参加します。兵庫では、学生のほかに“国際青年リレー”のたすきをかけて国民平和大行進を歩いた青年が参加します。
高校生も参加します。大阪では、高校生平和サークル「たこやきからピース」が、被爆者の体験を聞く会や、折り鶴と「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)を呼びかける“折り鶴宣伝”を地元で行ってから世界大会に参加します。
大会の企画に青年交流集会
原水爆禁止世界大会では、若い世代が企画・運営する「核兵器なくそう青年交流集会」が8月4日に広島市で開かれます。日本被団協の田中煕巳(てるみ)事務局長が被爆体験を語りながら、ヒバクシャ国際署名の意義を訴えます。次代を担う若い世代が被爆の実相を語ることをひき継ぎながら、「核兵器のない世界」を実現させようと交流します。