2016年8月22日(月)
9条守り明るい未来を
日本母親大会 アピール採択
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石川、福井の両県で初めて開かれている第62回日本母親大会は21日、金沢市で全体会を行いました。「子どもたちに『核兵器のない平和で明るい未来』を手渡すために、憲法改悪反対、9条守る運動の先頭に立とう」との大会アピールを4600人の拍手で採択し、閉会しました。2日間で、のべ9300人が参加しました。
主催者あいさつした日本母親大会代表委員の笠井貴美代さん(新日本婦人の会会長)は、女性参政権行使・憲法公布70年の節目で、母親運動の原点と歴史がかかった新たな出発の重要な大会だとし、「次の世代に継承し、日常的な運動の前進と、諸団体の強化につなげよう」と呼びかけました。
石川県各種女性団体連絡協議会会長の常光利恵(じょうこうとしえ)さん、石川県労連の桶間諭議長が来賓あいさつしました。
「今日の運動」と題して、「高江に静かなくらしを返して」との横断幕をもった沖縄の代表、若い世代、アベノミクス(安倍政権の経済政策)を告発し、女性の地位向上を求める人など、各地・各分野のたたかいが次々に報告されました。発言のたびに会場から大きな拍手が起きました。
琉球新報社編集局政治部長の島洋子さんが記念講演。沖縄の民意を無視して新基地建設に突き進もうとする安倍政権とのたたかいについて「わが国の民主主義が試されている」と訴えました。
第63回日本母親大会は2017年8月19、20の両日、岩手県で開かれるとの報告がありました。