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2016年8月28日(日)

外務省概算要求

テロ対策費2.5倍に

AU代表部など新設

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 外務省は27日までに、2017年度予算の概算要求をまとめました。要求額は16年度当初比8・3%増の7730億円。世界的にテロが頻発していることを踏まえ、テロ対策費を同2・5倍に増額。エチオピアにあるアフリカ連合(AU)本部に政府代表部を設置するなど、在外9公館を新設します。

 16年度当初予算で157億円だったテロ対策費は391億円を要求。日本人学校の安全対策強化に対する支援のほか、国際協力事業の関係者や在外公館の警備強化に充てます。

 新設する在外公館のうち、大使館はエリトリア、セーシェル、キプロス、バヌアツ、ベラルーシの5カ所。外務省関係者は「国際会議では小国でも1票は1票。大使館設置で日本の存在感が増す」と狙いを説明しました。

 政府開発援助(ODA)は同12・9%増の4903億円を計上しています。


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