2016年9月3日(土)
街壊す道路建設ノー
東京 各地の住民 切実な声
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東京都と国が推進する都市計画道路特定整備および優先整備路線の建設中止を求める住民や団体は2日、国会内で日本共産党の山添拓参院議員らと懇談し、現状や運動について交流しました。主催は東京都特定整備路線連絡会(柴田裕代表)。
これらの整備路線をめぐり、都と国は「防災」を口実に、住環境を破壊し商店街を分断する道路計画を推し進めています。これに対し住民は各地で反対する会を結成し運動を広げています。
板橋区では、都内屈指の商店街を分断する道路計画があり、裁判もたたかわれています。参加した代表は「無謀な計画は許されない」と毎月、商店街で署名行動に取り組んでいることを紹介。裁判では、カラオケパブの経営者が道路建設の悪影響について陳述する予定と話しました。
北区の代表も、商店街が分断される危険にふれ、「商店街、まち壊しに大義はない」と訴え。商店街からも「地元の声を聞かずにすすめるのはおかしい」との声があがっていると報告しました。
品川区の代表は、運動を広げるために、新たにビラを作成していると語りました。小金井市の代表は豊かな自然を壊させないと署名運動をすすめていることを紹介しました。
国土交通委員会に所属する山添議員は「住民の暮らしを破壊する道路建設、都民の声を聞かずにすすめるやり方は許されないという声を大きくあげていきたい」と話し、国会でも追及していく決意を述べました。
懇談には池内さおり、宮本徹の各衆院議員、田村智子参院議員・副委員長、小池晃参院議員(秘書)が同席しました。