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2016年9月25日(日)

豊洲市場 たまり水は「地下水」

視察の平田専門家会議座長が判断

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(写真)豊洲新市場の水産卸売場棟(7街区)の地下空間を視察し、記者団の質問に答える平田座長(右端)=24日、東京都江東区

 東京都が築地市場(中央区)の移転先とする豊洲新市場(江東区)で土壌汚染対策の盛り土をせず地下空間が造られていた問題で、再招集された専門家会議の平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)らが24日、新市場の地下空間を視察しました。

 平田氏は、視察後の記者会見で、地下空間にたまった水について「地下水だと判断される」と語りました。また、専門家会議が2008年にまとめた、敷地全体に厚さ4・5メートルの盛り土をする提言を都が無視して地下空間を造った経緯について「(都から)いきさつを説明されないと前に進めない」としつつ、「今あるコンクリートの箱について議論すべきではないか。今あるものを評価していかざるを得ない」と述べました。

 豊洲新市場の地下空間は、日本共産党都議団が7日に行った現地調査で初めて確認したもの。党都議団が採取したたまり水からはヒ素などが検出され、日本環境学会の畑明郎元会長は「たまり水が地下水由来であると示す重要な証拠」と指摘していました。


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