2016年10月8日(土)
世論さらに広げたい
署名推進連絡会が会見
|
幅広い団体と個人が結集するヒバクシャ国際署名推進連絡会は7日、東京都内で記者会見し、9月末までに集めた56万4240人分の国際署名目録を国連総会第1委員会の議長に提出したことを発表しました。
国際署名は2020年まで世界数億人を目標に、毎年の国連総会に提出します。
キャンペーンリーダーの林田光弘さん(24)は、国連総会での核兵器禁止をめぐる議論と核兵器の非人道性から禁止条約をつくる世界の流れを止めるわけにはいかない、と署名提出の経緯を説明。
田中熙巳(てるみ)代表(84)=日本被団協事務局長=は「核保有国とその同盟国は核兵器禁止・廃絶と口ではいうが行動していない。国際署名で日本、世界の世論を大きく広げたい」と訴えました。
国際署名よびかけ被爆者代表の岩佐幹三(みきそう)さん(87)は「一人ひとりが被爆者になりたくない、と思うよう人々の心を動かす運動にしたい」と述べました。