2016年10月20日(木)
TPP「強行採決」農水相の暴言
「言語道断」 怒り次々
批准阻止掲げ国会周辺行動
|
環太平洋連携協定(TPP)批准阻止を掲げる諸行動が19日、国会周辺で行われ、山本有二農水相の強行採決発言に対し、怒りと批准阻止への決意の声があがりました。
4団体がよびかけた共同行動で、全国食健連の坂口正明事務局長は「TPPのさまざまな問題が解明されていないのに、大臣が採決を促すなど言語道断だ」と訴えました。参加者は「そうだ」と声をあげました。
市民と国会議員との情報交換会では、日本共産党、民進党の議員が参加。日本共産党の宮本徹衆院議員が「国会審議の形骸化を進める安倍政権の姿勢があらわになった。野党一丸となって追及していく」と決意を表明。参加者は拍手で応えました。
「TPPを批准させない!全国共同行動」の国会前抗議でマイクを握った参加者が次々と「国民をばかにしている」などと訴え、「勝手に決めるな」「強行採決なんかで決めさせない」とコールしました。