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2016年10月21日(金)

山本農水相辞職要求で一致

野党4党が国対委員長会談

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(写真)野党国対委員長会談。右から照屋、穀田、山井、玉城の各氏=20日、国会内

 共産、民進、自由、社民の野党4党の国会対策委員長は20日、国会内で会談し、山本有二農水相による「強行採決」暴言を厳しく糾弾し、辞職を求めていくことで一致しました。

 野党4党の国対委員長は、19日の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、委員長と与党が農水相の「おわび」表明のための委員会を強行し、さらに地方公聴会の議決まで強行したことを二重の暴挙だと厳しく批判。暴言を発した山本農水相の辞職と、TPP特別委員会で強行議決した地方公聴会を撤回し、もとに戻すことを求め、4野党が結束して対応していくことを確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会談後に記者団にたいし、「『強行採決』発言が問題になり、理事会で発言を謝罪し撤回したその日に、委員会を強行開会し、地方公聴会の議決を強行するなど前代未聞だ」と批判しました。

 その上で、TPP特別委員会での審議について問われ、「強行採決をしないということを政府・与党がきちんと担保することが前提だ」と指摘。「共産・民進両党は、国民の声を聞く地方公聴会と参考人質疑を開催し、それに基づいてさらに十分な審議を求めている」と強調しました。


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