2016年11月9日(水)
富山自民市議また辞職
領収書偽造先月に発覚 補選後に一転
富山市議会・自民党前政調会長の宮前宏司市議は8日、議長に辞職願を提出し受理されました。宮前氏は先月、郵便局の偽造領収書を使い政務活動費を受け取っていたことが明らかになっていました。しかし、架空ではないとして辞職は否定していました。
宮前氏は会見で、日本郵政の調査結果は出ていないが、周りに迷惑をかけたので決意したと表明しました。
同市では、政活費不正受給に端を発し12人が辞職したことから6日に市議補欠選挙(定数13)があったばかりです。自民党は10人が辞職。補選では看板隠しの選挙に徹し、推薦・支持した候補6人中1人が落選しています。
日本共産党の赤星ゆかり市議団長の話 なぜ選挙直後なのか、もっと早く辞めるべきで無責任です。宮前氏には、料理屋で開いた市政報告会の会場費が20万円もするなど高額でおかしいと批判を受け、返金した問題もあります。会派も含め疑惑を明らかにする責任があります。