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2016年11月13日(日)

韓国ゆるがす怒り

大統領退陣求め100万人

若者「朴政権認めない」

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 12日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める集会の参加者は100万人(主催者発表)に達し、韓国メディアによると2000年以降、最大規模となりました。ソウル市内での集会には、高校生や大学生など若い人の姿が目立ちました。

 (栗原千鶴)


 ソウル市内のタプコル公園前では、青年団体「21世紀青少年共同体・希望」が独自に集会を開き、制服を着た高校生ら約千人が参加しました。壇上にあがった男子高校生が「韓国は共和国だ。私たちは主権者として、朴政権を認めない」と語ると、大きな拍手に包まれました。デモ行進では「青少年が主人公だ」「大統領は退陣しろ」などのコールが響きました。

 大学路では、大学生たちが集会を行いました。ある大学生は、朴大統領が助言を受けていたとする崔順実(チェ・スンシル)容疑者という個人的な問題ではないと強調し、「朴政権への蓄積された怒りが爆発した」と語りました。

 同集会には、国民の声に押され、野党の国会議員らも参加。集会を前に、最大野党「共に民主党」の広報担当者は、「朴大統領は未練を捨て、全面的な権力移譲を断行しなければならない」と述べました。第2野党の国民の党の広報担当者も「自ら退陣すべきだ」としました。

 11日に民間の世論調査会社が公表した結果は、支持率は5%と前週と変わりませんでしたが、30歳未満で0%、30〜40代では3%となりました。


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