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2016年11月22日(火)

F35将来核搭載可能

衆院委 大平氏に防衛相

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(写真)質問する大平喜信議員=21日、衆院決算行監委

 稲田明美防衛相は21日、衆院決算行政監視委員会の第2分科会で、米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に来年1月から配備予定のF35Bステルス戦闘機について、将来的に核の搭載が可能になるとの見解を示しました。日本共産党の大平喜信衆院議員が質問しました。

 大平氏は、米国の核戦略の方針となる「核態勢の見直し(NPR)」(2010年4月発表)の資料に、同機が非戦略核兵器を装備する可能性があると述べていることを示し、見解をただしました。

 稲田氏は、「将来的には(同機も)含まれる」と述べ、「現時点でF35は核搭載能力を持つには至っていない」と答弁。大平氏は「F35Bに核兵器が配備される可能性があると認めたもので、重大だ」と指摘しました。

 大平氏は岩国基地配備後にF35Bステルス戦闘機が行う訓練についてただしました。

 政府側は、訓練場所について、米側の説明にふれ、機種変更の対象となるFA18ホーネットや、AV8Bハリアーとほぼ同様の方法・場所における訓練が見込まれると答弁。中国山地での低空飛行訓練を行う可能性を認めました。

 大平氏は、低空飛行など従来と同様の訓練が行われれば、「騒音などによって訓練直下の住民の負担が増す」と述べ、「問題点が山積みのF35Bを岩国に配備することは絶対に認められない」と強調しました。


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