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2016年11月28日(月)

憲法生かす社会へ共同を

はたらく女性の中央集会終わる

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(写真)第61回はたらく女性の中央集会で「パートの均等待遇を」「最低賃金上げてよね」とコールする参加者=27日、高知市

 高知市内で開かれていた第61回はたらく女性の中央集会(同実行委員会主催)は27日、全体会を行い、閉幕しました。各地の労働組合や中小業者、農民団体の女性部などからのべ1100人が参加。憲法を守り生かし、真に女性が輝く社会の実現へ共同を広げることを確認しました。

 雇い止めやマタハラ裁判の当事者らが決意や思いを訴えました。資生堂の非正規切りとたたかい続けてきた女性は争議の勝利和解を報告。「泣き寝入りせずに声を出してたたかえば道は開かれます」と訴えると、会場の参加者から大きな拍手が送られました。

 主催者あいさつで長尾ゆり実行委員長(全労連副議長)は「憲法は暮らしや職場にこそ生かされなければいけない」と強調。憲法違反の戦争法は廃止、過労死するほどの長時間労働を容認する社会を変える共同を広げようと訴えました。

 大西玲子事務局長が基調報告。女性が非正規を選ばざるをえない状況や人員不足によるハラスメントの増加を指摘。「職場の中から労働条件を改善していくたたかいを広げていこう」と話しました。

 全日本おばちゃん党代表代行の谷口真由美さんが記念講演。高知県労連の田口朝光委員長が特別報告。最後に「女性の活躍いうのなら パートの均等待遇を」などと全員でコールしました。

 公務員の女性(28)=高知県=は「組合活動の意義を再確認した。いい職場にしていくため、今後は自分が一歩進んで活動していきたい」と話しました。


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