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2016年12月4日(日)

バラゲール・キューバ共産党国際部長と緒方副委員長が会談

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(写真)キューバ共産党のバラゲール書記局員・国際部長(右から2人目)と会談する緒方副委員長(その左)=2日、ハバナ市内の同党本部

 【ハバナ=菅原啓】日本共産党の緒方靖夫副委員長は2日、首都ハバナ市内のキューバ共産党本部でホセ・ラモン・バラゲール同党書記局員・国際部長と会談しました。

 バラゲール氏は、フィデル・カストロ前国家評議会議長の追悼集会(11月29日)への日本共産党代表団の参加に「心から感謝します」と述べ、礼状を手渡しました。

 緒方氏は、志位和夫委員長の弔文を手渡し、革命的情熱と事業の継続の決意があふれていたと集会の感想を語りました。

 バラゲール氏は、この機会にと前置きして、大きく変化する世界政治・経済の動向とキューバの立場について説明しました。

 緒方氏は、1月の日本共産党第27回大会で提起される内外情勢と党の任務について述べました。

 とくに核兵器廃絶の課題について触れると、バラゲール氏はキューバの核兵器廃絶の立場は不変、一貫していると強調し、強い連帯を表明しました。

 両氏は、トランプ氏が勝利した米大統領選の結果や中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)など地域統合の歴史的意義と展望について意見交換しました。

 会談には日本共産党の菅原啓国際委員会委員、キューバ共産党のヘルマン・フェラサ国際部アジア太平洋局長が同席しました。


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