2016年12月17日(土)
国連へ 来年の運動方向を議論
ヒバクシャ国際署名推進連絡会
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核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことをすべての国に求める「ヒバクシャ国際署名」を推進するために36団体が集まる連絡会は16日、東京都内で第4回の会議を開き、国連の核兵器禁止条約締結交渉会議が来年3月と6月に開かれるのに合わせた、国際的な連帯行動と国内の運動の推進について、おおまかな方向を議論しました。
3月27〜31日、6月15〜7月7日までニューヨークの国連本部で締結交渉会議が日本被団協をはじめ、世界の市民社会(反核平和運動)も参加して行われる予定です。
二つの会議に焦点を合わせ国際的な連帯行動として、ヒバクシャ国際署名運動で共同できる団体や個人との交流やニューヨーク行動などの提案がありました。
国内的な運動の推進として、二つの会議に合わせて、3月と6月を節目にして署名集約と集会をとの声があがりました。
各団体からの取り組み状況の報告では、岩手で県レベルの推進連絡会が17日に結成されるとの報告がありました。すでに県民の会が結成されている長崎県では、時津町が庁舎玄関ロビーに署名コーナーを設置し、広報誌で署名協力を呼びかけていることも紹介されました。