2017年1月7日(土)
「核保有国を包囲しよう」
東京連絡会署名初行動
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「ヒバクシャ国際署名」をすすめる東京連絡会(東京連絡会)は6日、結成後初めてヒバクシャ国際署名街頭宣伝を東京都台東区の浅草・雷門前で行いました。原水爆禁止日本協議会や東京の被爆者でつくる東友会、新日本婦人の会など12団体60人が参加しました。このうち31人が被爆者です。
多くの参拝者や観光客が訪れる浅草・雷門の前で、青いタスキをかけた被爆者が次々とマイクを握り、「地球上からいっさいの核兵器がなくなるよう、署名にご協力ください」と訴えました。
東友会の大岩孝平代表理事は新年の抱負として「東京のヒバクシャ国際署名を集める運動は、これから本格化します。3月、6月に開かれる国連に向けて多くの署名を世界中で集め、核兵器廃絶の圧倒的な世論で核保有国を包囲していきたい」と語りました。
全労連の長尾ゆり副議長は「世界には1万5000発の核兵器があり、1発残らずなくすことが必要です。ぜひご協力ください」と呼びかけました。
東京連絡会は昨年11月に、東京原水協や東友会などが中心になり結成されました。現在も加盟団体を募集しています。
署名用紙や横断幕には、画家の浜田桂子さんが描いた被爆した子どもをやさしく抱く現在の子どもが黄色い折り鶴に乗っている「希望」と題した絵を用いています。
この日の行動は、毎年日本原水協などが行っている「新春6・9行動」の一環で、全国各地で行われました。