2017年2月5日(日)
核兵器禁止条約実現へ いまから共同広げ
国際署名 6月、国連に提出
日本原水協全国理事会
3月と6月にニューヨークの国連本部で開かれる交渉会議で核兵器禁止条約実現に向けた歴史的、画期的な道が開かれようとしているなか、日本原水協は4日、東京都内で第89回全国理事会を開きました。2日間の予定です。
|
安井正和事務局長が2017年の運動方針を提案しました。とりくみの基本方向として、交渉会議の結論を出すことになる第2会期(6月15日から7月7日)の冒頭に、「ヒバクシャ国際署名」に賛同するすべての団体が共同で国連に署名提出することを当面の目標にして、運動を前進させるとしました。
自治体での意見書運動など、日本政府が交渉会議に参加し禁止条約の実現を主張するよう、対政府要求を強化することを訴えました。
第1会期(3月)に向けては、都道府県・市区町村で国際署名の共同を広げる目標を具体化し、この2月から足を踏み出すことを提起。国際署名推進連絡会の共同宣伝行動(3月22日予定)をはじめ、いっせい宣伝や原爆展、集会・パレードなど全国で多彩な行動をよびかけました。
これらを成功させるために、目前となった3・1ビキニデーを成功させようと呼びかけました。
代表理事を代表して笠井貴美代新日本婦人の会会長があいさつし、日本被団協の田中熙巳事務局長が来賓あいさつしました。