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2017年2月26日(日)

最大の軍備増強要求

トランプ米大統領 “大規模予算案”表明

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 【ワシントン=洞口昇幸】トランプ米大統領は24日、ワシントン近郊で行われた「保守政治行動会議(CPAC)」の年次総会で、「米史上最大の軍備増強」に向けた大規模な予算を要求すると述べました。国内外から非難の強いメキシコ国境の壁建設を実現する立場も改めて示し、国家主義的な調子で演説を展開しました。

 トランプ氏は「攻撃や防御、全ての面においてこれまでよりも大きく、強く、優れるよう米軍全体を増強する」「軍事力を使わずに済むのが望ましいが、(軍備増強で)誰もわれわれに盾突こうとはしなくなる」と訴え、「力を通じた平和を信じており、それこそわれわれが手にするものだ」と明言しました。

 軍備増強の具体的な中身について演説では語りませんでした。

 トランプ氏は「私は世界を代表していない。あなた方の国(米国)を代表している。われわれ全てを結ぶ忠誠が一つある。それは米国への忠誠だ」などと訴えて、これまでも打ち出している「米国第一」の姿勢を鮮明にしました。

 トランプ氏の2018会計年度(17年10月〜18年9月)予算教書の議会への提出は、3月半ばに予定されています。


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