2017年3月18日(土)
残業100時間は過労死ライン
エキタス 経団連前で抗議
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最低賃金1500円の実現や、格差と貧困の是正などを求めて行動する「エキタス」は16日夜、「月100時間未満で残業OK? ふざけるな!」を掲げて、東京・大手町の経団連会館前で緊急抗議行動をおこないました。150人が集まり、「月100時間も残業させるな」「生活奪うな」「経団連、労働者なめるな」とコールしました。
マイクで訴えた男性(21)は「経団連と連合の議論は、首相裁定で残業月100時間“未満”となったが、過労死ラインを認めることは変わっていない」と批判。「これは、100時間残業させたい経団連たちと、労働組合に入っていない人も含めた労働者や市民とのたたかいだ」と強調しました。
男性(24)は、「残業100時間なら、働いて寝るだけの生活になる。人間的な生活だといえるのか。奴隷より過酷だ。憲法25条の健康で文化的な最低限度の生活を守ろう」と呼びかけました。