2017年4月20日(木)
各国議員の対話重要
武田氏 温暖化めぐり参考人
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参院国際経済・外交調査会は12日、外交能力の向上をテーマに参考人質疑しました。日本共産党の武田良介議員が、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)に参加した経験から、地球温暖化対策での各国議員間の対話の重要性について質問したのに、川口順子元環境相は「政府だけでは国の政策が染みわたらない。議員間の話し合いは結果につながりやすく、広く理解が寛容される」と述べました。
ヘイトスピーチへの取り組みについてフリードリヒ・エーベルト財団のサーラ・スベン東京事務所代表は「ドイツでは難民が増え地域限定で排外主義が広がったが、財団でも講演会など啓発活動を行い、一定効果があり落ち着いた」と述べました。
米国の民主主義の現状についての質問に、ジャーナリストの菅原秀氏は「アメリカの民主主義は底力があり、私たちにもある。一部の政治家が誤りを犯せば、声を上げ直させていく。それが私たちの役目であり、民主主義」だと述べました。