2017年5月12日(金)
「共謀罪」審議、緒についたばかり
衆法務委理事懇 藤野議員が主張
衆院法務委員会は11日に「共謀罪」法案をめぐって理事懇談会を開き、12日の質疑と16日の参考人質疑の開催を決めました。
日本共産党の藤野保史議員は、この間の短時間の質疑の中でも多くの問題点が浮き彫りになり、一般人が捜査の対象になるかなどの論点でも大臣の答弁は国民の疑問や懸念にまともに答えていないことは明瞭だと述べました。
さらに、共謀罪の277の対象犯罪の分類など野党側が求めてきた法案の核心にかかわる資料を、法務省が4月28日になってようやく出してきたことを指摘。「法務省資料に基づく実質審議もされていない」とし、審議は緒に就いたばかりであり、参考人質疑の後も徹底した審議を行うべきだと主張しました。