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2017年5月30日(火)

北朝鮮の度重なる暴挙に抗議 経済制裁強化の目的は対話に

ミサイル発射 志位委員長が談話

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 日本共産党の志位和夫委員長は29日、北朝鮮が弾道ミサイル発射を強行したことについて、次の談話を発表しました。

 一、北朝鮮は、本日、国際社会の強い警告にもかかわらず、ふたたび弾道ミサイルの発射を強行した。北朝鮮の行動は、世界の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反し、この地域を航行する船舶、航空機の安全にとっても重大である。度重なる暴挙に厳しく抗議する。

 一、この問題の解決は、国連安保理の声明(5月22日)が表明しているように、外交的解決しかない。経済制裁の全面実施・強化が必要だが、その目的は対話におかれなくてはならない。関係国が北朝鮮との外交交渉に踏み切り、そのなかで核・ミサイル開発をとめ、その放棄を迫ることが急務である。特に、日朝平壌宣言の当事者である日本をはじめ関係国が、6カ国協議を含め対話による解決をはかる努力を、抜本的に強めるよう求める。


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