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2017年7月9日(日)

国連会議 “被爆者にとって大きな喜び”

日本被団協が会見

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(写真)記者会見する日本被団協の代表者。右端から、和田事務局次長、岩佐幹三顧問、田中代表委員、大下克典事務局次長、濱住治郎事務局次長=8日、東京都内

 日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳(てるみ)代表委員(85)らは8日、核兵器禁止条約が国連で採択されたのを受けて東京都内で記者会見し、「原爆被害者にとって、核兵器禁止条約の採択は、誠に大きな喜びです」と表明しました。(声明全文)

 田中氏は、核保有国が参加せず、唯一の被爆国である日本政府も参加していないことは、悔しいとのべ、「『ヒバクシャ国際署名』をはじめ、世界で“核兵器はいらない”という声を大きくしていくことで、核保有国と同盟国の条約参加を求めていきたい」と語りました。

 声明を読み上げた和田征子(まさこ)事務局次長(73)は、「ヒバクシャ国際署名連絡会」が集約した約300万人分の署名目録を交渉会議のホワイト議長に手渡したことを振り返り、「被爆者の最終目標は、核兵器廃絶です。本当に画期的な条約ですが、まだやらなくてはならないことはたくさんあります」とのべ、核兵器廃絶の実現をめざす決意を語りました。


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