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2017年7月9日(日)

志位委員長、ベトナム国連大使と会談

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(写真)ベトナムのガー国連大使(中央女性)と日本共産党の志位委員長(その左)ら党代表団とベトナム政府代表団=7日、ニューヨークの国連本部(遠藤誠二撮影)

 【ニューヨーク=遠藤誠二】日本共産党の志位和夫委員長は7日、国連本部で、核兵器禁止条約の採択を受けて、ベトナムのグエン・フオン・ガー国連大使と会談しました。

 志位氏とガー大使は、同条約交渉の国連会議第1会期が開かれた3月にも会談しています。両氏は条約採択を受けた再会を喜ぶとともに、条約のもつ意義について意見を交換しました。

 ガー大使は「核兵器のない世界にむけた重要な一歩で、核廃絶を願う世界中の人々にとって画期的な条約です」と指摘し、「日本共産党と日本国民が、この条約を支持、支援してくれました。感謝を申し上げたい」と表明。志位氏は「条約の成立にむけ、ベトナム代表団も尽力され、活躍されました」「採択された条約は予想以上のすばらしいもので、国際社会の英知を結集したものです」と応じました。

 志位氏は「条約は、核兵器の非人道性から出発して、核兵器を禁止し、廃絶への枠組みをつくるという、太い論理が貫かれている」と強調。核兵器の「使用の威嚇」や核兵器廃絶への枠組みが明記されていることを評価していると述べました。

 ガー大使は、ベトナム代表団として「条約を支持するとともに各国に支持をとりつける努力を続けてきた」と語り、被爆者や核実験被害者への支援が条文に盛り込まれたことは「重要な成果でした」と語りました。

 志位、ガー両氏は、核軍縮問題で日越両共産党間の協力を続けていくことを確認しました。


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