2017年7月13日(木)
核兵器禁止条約を歓迎
日弁連が会長声明
国連で核兵器禁止条約が7日に採択されたことを受けて、日本弁護士連合会(日弁連、中本和洋会長)は10日、同条約を心から歓迎するとした会長声明を発表しました。
声明は、同条約に▽核兵器の完全廃絶こそ核兵器が再び使われない唯一の方法▽核兵器の使用は武力紛争に適用される国際法の規則に違反▽核兵器の「使用」だけでなく「使用の威嚇」も禁止▽義務として核兵器の影響を受けた国民の支援、援助―などを定めたことは画期的であると評価。同条約が採択されたことは、今後の同条約の広がりと市民社会の世論形成に有益で、日本政府が、唯一の被爆国として積極的な役割を果たすことを期待するとしています。