2017年7月21日(金)
今すぐ最賃全国1000円に
全労連が厚労省前宣伝
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全労連は20日、中央最低賃金審議会の小委員会が開かれた厚生労働省前で、最低賃金の大幅引き上げ・全国一律最賃制度の実現を訴える宣伝をしました。
全労連の斎藤寛生常任幹事は「地域別最賃制度が格差を生み出し、地方からの人口流出と地域経済の疲弊を招いている。どの地域でも人間らしく生きられる全国一律最賃制度を実現すべきです」と強調。審議会や小委員会の議事を公開することも要求しました。
全労連・全国一般の菊地亮太さんは、「中小企業への支援を抜本的に強化し、最賃引き上げを」と述べるとともに、労働者委員の公正任命を求めました。
生協労連の中岡健太書記次長は「賃金が低すぎて、長時間労働を余儀なくされている。今すぐ最賃を全国一律時給1000円に引き上げ、さらに1500円への引き上げを実現しよう」と訴えました。
参加者は「最低賃金を大幅に引き上げろ」「全国一律最賃制度を実現せよ」「公開審議を行え」とコールしました。