2017年7月29日(土)
外国漁船の違法操業頻発
藤野議員 漁業者安心の対策を
日本海中央に位置する日本の排他的経済水域(EEZ)内の好漁場「大和堆」(やまとたい)で、北朝鮮船籍とみられる外国漁船がイカを中心とした違法操業を繰り返し、日本のイカ釣り船が近づけない問題で、日本共産党の藤野保史衆院議員は28日、国会内で外務省、海上保安庁、水産庁に対応を求めました。
この問題で、藤野議員は22日、石川県漁業協同組合、能登町にある小木支所や能登町役場などを訪れ、懇談しました。
藤野氏は、懇談で寄せられた声を紹介し、「9月から10月にはイカ漁がピークを迎える。漁業者が安心して操業できるよう万全の対策をとってほしい」と求めました。
海上保安庁と水産庁の担当者は、それぞれ、大型巡視船や取締船を派遣し、外国漁船の水域からの追い出しを続けてきたと報告。「必要な態勢を整え、安全確保に全力を尽くす」と答えました。
外務省の担当者は、北京の大使館ルートで北朝鮮に申し入れていると述べました。
紙智子、武田良介両参院議員の秘書が同席しました。