2017年8月6日(日)
違法白タク・ライドシェア抗議
違い超え8労組 共同宣伝
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全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)などハイヤー・タクシー労組8団体は5日、ライドシェア(相乗り)と称して違法な白タク行為を解禁する動きに抗し、東京都内主要12駅で共同宣伝を行いました。「大丈夫? ライドシェア」のリーフが入ったティッシュペーパーを配布しました。
ナショナルセンターなどの違いを超え共同したのは、自交総連、交通労連、KPU、私鉄総連、全自交労連、全中労、中労協など8団体。
ライドシェアは一般ドライバーが自家用車を使って他人を輸送するもので、ドライバーと利用者はスマートフォンのアプリで仲介されます。白ナンバーの自家用車が青ナンバーのタクシー行為を行うのは道路運送法違反の「白タク」行為です。
JR東京駅八重洲口では自交総連、交通労連、私鉄総連の代表が訴えました。
自交総連の高城政利委員長は「タクシー運転手に必要な二種免許をもたない一般のドライバーによる輸送は、世界で問題を起こしている。イギリスではドライバーによるレイプ事件が報道された」。「一番の狙いは労働コストを引き下げ企業の利益を上げること。楽天の三木谷浩史社長が360億円を投資して(白タクを)合法化しようとしている狙いもそこにある」と訴えました。
大阪でも労組5団体が共同宣伝しました。