2017年8月7日(月)
日本の条約批准へ この一筆が力に
ヒバクシャ国際署名 連絡会と被爆者7団体 広島で宣伝
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ヒバクシャ国際署名連絡会は6日、広島市の繁華街で街頭署名行動を実施し、日本政府に対して、核兵器禁止条約を採択するよう求めて行動しました。広島の被爆者7団体(有志)が共催しました。広島県生活協同組合連合会、ピースボートの代表が参加しました。
マイクを握った広島県被団協(坪井直理事長)の箕牧智之副理事長は、「私たち被爆者は核兵器廃絶を求めて、国連にこの署名296万3000人分を届けてきた。2020年を目指してさらに署名を進めていきたい」と訴えました。
ヒバクシャ国際署名キャンペーンリーダーの林田光弘さんが、「被爆者の最後のメッセージを受け止め、協力してほしい」と呼びかけました。
日本被団協の岩佐幹三(みきそう)顧問は、「7月に核兵器禁止条約が採択された。みなさんの一筆一筆が条約をすすめていく後押しになる」と力を込めました。
署名に応じた広島市内の中学2年の女子生徒2人は、「核兵器はこわい。日本政府は、核兵器禁止条約を認め、批准してほしい」と語りました。