2017年8月19日(土)
核禁条約、参加の道を
大阪 笠井氏迎え学習会
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日本共産党大阪府委員会は18日、笠井亮衆院議員を迎えて「核兵器禁止条約国連会議・憲法9条改憲学習会」を大阪市中央区で行いました。
笠井氏は冒頭、日米外交・軍事担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)で核の傘維持を再確認したことなどを厳しく批判し、「世界の平和の流れに逆行する動きに立ち向かう大事なタイミングだ」と指摘しました。
核兵器禁止条約の交渉会議に参加した笠井氏はその様子を生き生きと報告。採択の瞬間、ホワイト議長が涙を流し、満場の拍手と歓声が鳴りやまない、国連会議として異例の光景を前に「歴史が動いたと実感した」と語りました。
笠井氏は今後、条約を発効し核兵器完全廃絶に向かう上で、条約の内容を伝え、広げていくことが必要だと強調。「日本政府は今からでも条約参加の道を真剣に検討すべきだ」と訴えました。
また、憲法9条について、国民の多数は変えることを望んでいないと指摘。安倍政権打倒へ、市民と野党の共闘推進と共産党躍進へ全力をつくすと決意を述べました。
中村正男・党大阪府副委員長が開会あいさつで改憲阻止へたたかおうと呼びかけました。