2017年9月2日(土)
「平和の波」成功へ山梨で実行委
全ての政府が条約に参加を
県段階では初
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原水爆禁止2017世界大会・国際会議が提唱した「全ての政府に核兵器禁止条約への参加を求める『平和の波』世界同時行動」(20日〜26日)を成功させようと8月31日、甲府市で、「平和の波」山梨実行委員会が結成されました。県段階での実行委員会の結成は初めてです。
県内で平和運動や「ヒバクシャ国際署名」に取り組む20団体が参加。県原水協の菅沢三郎事務局長が結成の趣旨や県内の「平和の波」実施要項について報告し、意見交換しました。日本政府に核兵器禁止条約への調印・批准を求めるために「平和の波」行動に参加する団体・個人を広く呼びかけ、「ヒバクシャ国際署名」を共通の行動として取り組むことなどを確認しました。
同会は、今後の取り組みとして▽条約の調印が開始される20日に県内主要駅頭でいっせい宣伝・署名活動を実施する▽20日に甲府駅前で「日本政府に調印・批准を求める県民集会」を開く▽24日に富士山5合目駐車場や八ケ岳、清里高原など県下の主要観光地で、署名行動キャンペーンに取り組むなどを決めました。
活動報告で、南アルプス市の「国際署名を進める市民の会」代表は、市長をはじめ教育長やJA役員ら賛同者一覧を印刷したチラシをつくり、署名を進めている経験を紹介。「どこでも好意的に賛同してくれる。署名をいっそう広げたい」と発言しました。