2017年9月3日(日)
職場・地域で対話広げよう
強大な組織づくりへ 建交労大会始まる
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全日本建設交運一般労働組合(建交労)の定期大会が2日、群馬県安中市で始まりました。4日まで。
あいさつした角田季代子委員長は、安倍首相がねらう改憲の動きにふれ、「平和憲法の根幹が問われています。許すわけにはいきません」と表明。国連で採択された核兵器禁止条約に日本政府が背を向けていることにもふれ、「改憲反対と合わせて、核兵器禁止条約を批准する政府をつくっていこう」と呼びかけました。
切実な諸要求の実現や組織拡大のためにも、職場や地域で労働者との対話を広げることが重要だと強調。「職場の実態をつかんで、政策、制度に生かしていきましょう」とのべました。
運動方針案は、組織拡大を正面に位置づけるとともに、▽労働者を対象にした「10万人アンケート」の推進▽生計費原則に基づく賃金改善▽トンネルじん肺根絶闘争の強化▽安倍政権による改憲反対▽労働法制の改悪阻止▽衆院・解散総選挙で野党統一候補の勝利をめざす―などを提起しています。
広範な市民と取り組む安倍改憲阻止の署名運動について、20万人を目標に、全組合員の参加で取り組むことを呼びかけています。
日本共産党から本村伸子衆院議員があいさつしました。