2017年9月16日(土)
改憲反対3000万署名訴え
山下副委員長ら先頭に 北朝鮮ミサイル発射に抗議
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日本共産党中央委員会は15日、東京・新宿駅西口で緊急街頭宣伝を行い、同日の北朝鮮による弾道ミサイル発射の暴挙に厳しく抗議するとともに、「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」が3000万人を目標に全国で呼びかける9条改憲反対統一署名への協力を訴えました。
山下芳生副委員長、吉良よし子参院議員、谷川智行衆院東京ブロック比例予定候補(東京7区重複)、藤田りょうこ都議が、軍事の道ではなく憲法9条を生かした政治に転換する決意を表明しました。
若い会社員らが次々に署名するなか、山下氏は、北朝鮮を糾弾したうえで、「戦争は絶対に避けなければなりません。朝鮮半島でも日本でも大きな犠牲が出ます」と強調。問題解決のためには「経済制裁を強化することは必要ですが、それだけでは足りません。経済制裁の強化と一体に、対話による解決への道に踏み出すことを強く訴えたい」と力を込めました。
山下氏は、国際社会と日本政府が、米朝の直接対話を促す必要があるとして「平和的な解決に向けて憲法9条は生きた力になる」と訴えると、自ら署名板を持って対話を広げました。
署名した江東区の男性会社員(32)は、「安倍首相が対話を否定し、危機感ばかりあおるのが怖い。9条に基づいて、対話のテーブルをつくり、北朝鮮にだめなものはだめだと外交で迫ってほしい」と語りました。
杉並区の女性(69)は「安倍首相が進めているのは戦争への道。9条を守り、戦争法を廃止するために野党は頑張ってほしい」と語りました。