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2017年9月17日(日)

総選挙で政権打倒を

党文化後援会 山下副委員長迎え講演会

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(写真)文化後援会で講演する山下副委員長=16日、東京・共産党本部

 日本共産党文化後援会は16日、東京都渋谷区の党本部で、山下芳生副委員長・参院議員を講師に迎えて「憲法問題と政治のあり方を問う」と題した講演会を行いました。約60人が参加しました。

 山下氏は、安倍首相が憲法9条の条文に自衛隊を書き加えて改憲しようとしている狙いを解説。「戦力不保持を明記した9条2項を空文化し、戦争法の下で自衛隊を制限なく海外派兵することが首相の狙いです」と述べ、これを打破するために「保守の人々とも共同し、『戦争する国』づくりを進める安倍政権の危険な本質を国民に伝える運動を広げて、総選挙で政権を打倒することが大切です」と訴えました。

 緊迫している米朝間の情勢についても「北朝鮮への経済制裁の強化とともに、対話による解決に踏み出す」とする共産党の立場を紹介。その上で「憲法9条の精神は、対話による解決を進めるための生きた力を発揮する」と強調しました。

 文化後援会の前野秀雄事務局長は「山下さんの講演を力に、今後は駅頭宣伝にも取り組み、改憲反対3000万署名を広げよう」と呼びかけました。

 山下氏の講演に先立ち、今年の平和行進通し行進者の山口逸郎氏が、富山―広島コースを歩いた経験を語りました。


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