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2017年9月17日(日)

戦争に至らせない

米大統領補佐官が会見

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 【ワシントン=遠藤誠二】北朝鮮のミサイル発射をうけて、米ホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は15日の記者会見で、「北朝鮮への制裁は効果があらわれ始めたばかりだ。真に重要なことは、経済的な行動と外交の進展をわれわれが本当にうまくこなすためにこれらの制裁を厳格に実施することだ」と述べ、国連制裁決議を実行しながら、外交努力で解決を図る考えを示しました。

 マクマスター補佐官は「軍事的な選択肢が欠けていると言う人がいるが、軍事的な選択肢は存在する」と指摘。そのうえで「それはわれわれが好んで行うことではない。われわれがしなければならないことは、この地球規模の問題を戦争に至らせないために、できることすべてに取り組むように、すべての国々に呼び掛けることだ」と語りました。

 マクマスター補佐官とともに会見に臨んだヘイリー国連大使は、「北朝鮮問題で真に大事なことは、持てるだけの外交的選択肢を試み、推進することだ」と強調。国連制裁決議に関して「少し時間がかかるが、効果がすでにあらわれ始めている」と述べ、既存の経済制裁の効果を見届ける必要性を説きました。


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