2017年9月25日(月)
働き方・人生壊すな
「残業代ゼロ法案」反対デモ
東京でエキタス
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最低賃金1500円への引き上げなどを求める若者グループ「AEQUITAS」(エキタス)は24日、東京都新宿区で安倍政権による「働き方改革」に反対するデモを行いました。約200人(主催者発表)が参加し、サウンドカーのリズムに合わせて「月100時間も残業させるな」「働き方を勝手に決めるな」とコールしました。
デモのタイトルは、「残業代ゼロ法案と定額働かせ放題に反対するデモ」です。エキタスは、安倍「働き方改革」の問題点をつく独自のリーフレットも制作。デモと並行して配りながら、危険性をアピールしました。
デモに先立つ集会で、エキタスのメンバーで大学2年生の古賀勇人さん(19)が発言しました。「残業代ゼロ法案」などについて、「政府などによって、僕たちの働き方や人生が壊されようとしています。抗議しましょう」と訴えました。
解散・総選挙への動きにもふれ、「どれだけ市民の声を政治に反映させられるかが大事です。しっかり意思表示していきましょう」と呼びかけました。
歩道からデモの様子を見ていた、東京都新宿区に住む会社員の男性(55)は、「休日の取りかた一つ見ても、日本の働き方はおかしいなと感じています。本当に『改革』を掲げるのであれば、まずはこうした働く人の声を聞いてほしい」。