2017年10月5日(木)
核持ち込み確認要求
沖縄県議会 渡久地氏が質問
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日本共産党の渡久地修県議は3日の県議会一般質問で、1959年、米軍那覇飛行場(当時)で核弾頭を搭載したミサイルが誤って発射され海に落下した9月10日のNHK報道と、1962年に米軍嘉手納ミサイル運用センターの誤った命令で核ミサイルが発射寸前になった2015年3月28日の沖縄タイムス報道について質問しました。
「まさに背筋が凍る思い。事実を確認しているのか」との渡久地氏の質問に謝花喜一郎知事公室長は「外務省に問い合わせている。米軍にも確認したい」と答弁しました。
渡久地氏は「今でも鳥島射爆撃場で核投下訓練をやっているのでは」「北朝鮮情勢で再び配備されている可能性は」などと質問。
謝花氏は、沖縄に配備、飛来する戦闘機のうち「B52やB2は戦略核を搭載、F15、F16も戦術核が搭載可能だ」と答弁。「核関係の14項目の質問をやっているので、その回答を踏まえ、対応を考えたい」と答えました。
翁長雄志知事は「外務省や米軍はなかなか情報開示しないが、県民の安心安全を確保できるよう、米軍、外務省に改めて情報開示を求める」と述べました。