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2017年10月23日(月)

安心・安全の介護へ

東京 労働者らが交流集会

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(写真)介護現場の実態や運動を交流する全国学習交流集会=22日、東京都内

 2017年介護全国学習交流集会が22日、東京都内で開かれ、介護保険の改悪阻止、安全・安心の介護に向けて運動を交流しました。中央社会保障推進協議会、全日本民医連、全労連でつくる実行委員会の主催。

 あいさつした全労連の介護・ヘルパーネット世話人の岩橋祐治さんは、「介護殺人」や介護離職が深刻な問題になっているのに安倍政権は介護保険を改悪し、利用者や家族に負担を押しつけていると指摘し、「労働者と利用者、事業者が力を合わせてたたかおう」と呼びかけました。

 労働者や利用者らが現場の実態を告発。要支援者の訪問介護と通所介護を保険から外し、市町村に丸投げした新総合事業について、北海道勤医労の田村優実書記次長が事業所調査結果を報告。現在より報酬単価が下がると、札幌市内の訪問介護や通所介護の半数近くが受け入れを制限し、2割超が事業を継続しない方針だと紹介し、サービスを維持し事業所が運営できる報酬設定を訴えました。

 介護保険の現状と課題、改善方向について全日本民医連の林泰則事務局次長らが報告。サービス削減や負担増で高齢者の生活を守り支えることはできないと強調し、利用者負担増の阻止と労働条件改善を求めて署名や意見書採択などの運動を共同して進めようと訴えました。


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