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2017年11月16日(木)

紙・田村貴両議員が農林漁業団体と懇談

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(写真)全漁連の大森常務(左手前)と懇談する紙参院議員(右から2人目)、田村衆院議員(同3人目)ら=14日、東京都内

 日本共産党の紙智子農林・漁民局長(参院議員)と田村貴昭衆院議員は14日、全国漁業協同組合連合会(全漁連)、全国森林組合連合会(全森連)、全国農業会議所などを訪ね、総選挙後に田村議員が新しく農林水産委員に就任したことのあいさつとともに、直面している課題や国政への要望などについて懇談しました。

 全漁連では、応対した大森敏弘常務らが、漁業資源の管理で、北朝鮮漁船の乱獲規制など外交努力や、沿岸漁民の生活に配慮した規制のあり方、多数の漁業者が重層的に関わる沿岸の実態を踏まえた漁場管理の必要性などを訴えました。

 全森連では、佐々木太郎総務部長が、森林整備を促進するための森林環境税(仮称)の早期実現を要請。田村議員は、山林の崩壊など甚大な被害が発生した九州豪雨に触れ、森林の整備は「国家百年の計、国土を守るためにも全力を尽くす」と決意を述べました。森林環境税について紙議員は「国会に提案されたらしっかり議論したい」と答えました。

 全国農業会議所では、柚木茂夫専務らが、後継者がいないなかで農業経営の農家子弟以外への移譲の道も模索する必要があると強調。新規就農者をサポートする地域の体制が重要になっていること、農地は地域の住む人が中心に管理すべきで、財界のいう農地法の撤廃などは無責任であることなどを訴えました。


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