2017年12月17日(日)
ヒバクシャ国際署名 さあ10万人集めよう
東京・大田区に推進連絡会
東京都大田区で16日、「ヒバクシャ国際署名推進大田連絡会」の結成総会・署名1万人突破記念報告会が開かれました。75人の参加で活動を交流し、2020年までに署名10万人を集めることを決めました。これまで同連絡会に参加する団体・個人は2万8964人の署名を集めています。
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主催者あいさつで、「平和・民主・革新の日本をめざす大田の会」世話人の野本春吉さんは、今年は核兵器禁止条約が採択され、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞したという二つの大きな出来事があったことを紹介し、「被爆者に寄り添い、署名を10万人集めるために頑張ろう」と呼びかけました。
大田原爆被害者の会(大友会)の片田靖子さんが大田連絡会結成までの活動を報告。呼びかけ人に被爆者をはじめ、宗教者、文化人、医師、弁護士など多彩な個人と団体に広がっていることを紹介しました。
大友会の中川夏代会長は、自身の被爆体験を紹介したうえで、署名を友人や長崎の実家に送り、この3カ月で500人から集めたと語りました。
大田原水協の本間憲史事務局長が活動方針を提案。個人と団体は自主的に署名の目標を決め、学びつつ署名運動を広めることなどの提案が承認されました。
日本共産党の笠井亮衆院議員が「ヒバクシャ国際署名の重要性と国連総会の参加の報告」と題して講演。「日本政府が禁止条約に署名し批准するよう、草の根から世論を広げていきましょう」と呼びかけました。