2017年12月22日(金)
7月都議選の投票率
18・19歳が20代上回る 全年代で前回上回る
東京都選挙管理委員会が20日に公表した都議会選挙(7月2日投票)の年代別投票行動調査によると、都議選の投票率は全年代で前回投票率を上回ったことがわかりました。前回選挙で有権者ではなかった18・19歳の投票率は全体の投票率を下回ったものの、20歳代と比べ18歳で約20ポイント、19歳で約5・8ポイント高くなり、若者の政治や選挙への関心の高さを裏付けました。
同調査によると、20歳代の投票率が26・4%だったのにたいし、18歳の投票率は46・4%、19歳の投票率は32・2%となりました。全体の投票率は51・5%(前回43・5%)となりました。
また21日に公表された東京都議選に関する世論調査によると、年齢が若いほど投票先を決めた時期が遅い傾向にあることがわかりました。「投票日当日」に投票先を決めた割合は、20歳代が32・7%、30歳代が30・6%とそれぞれ、3割以上となっています。
また、世論調査では、ネット上の選挙情報に触れた人が増加傾向にあり、「ニュースサイトや選挙情報サイト」に触れた人の割合は、30歳代で約4割に上りました。