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2018年1月18日(木)

全労働者 大幅賃上げを

全労連・国民春闘共闘 経団連を包囲

“改憲・労働法制改悪を阻止”

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 全労連・国民春闘共闘委員会は17日、2018年春闘で大幅賃上げの実現、憲法と労働法制の改悪を阻止しようと、東京・丸の内で春闘闘争宣言行動を実施し、経団連会館を包囲しました。1400人の参加者が「大幅賃上げ実現 なくせ長時間労働」「安倍9条改憲NO!」などのプラカードを掲げて、「内部留保を賃金、下請け単価にまわせ」と唱和しました。


写真

(写真)「大企業は社会的責任を果たせ」と昼休みデモをする人たち=17日、東京都千代田区

 小田川義和代表幹事(全労連議長)が主催者あいさつし、「経団連は、8時間働けばくらせる雇用の実現、中小・零細企業との適正な取引ルールの確立に真正面から応えるべきだ」と強調。経団連の経労委報告にふれ、「賃上げの前向きな姿勢は見せたものの、すべての労働者の賃上げが内需拡大のカギという立場にはない」と批判し、大幅賃上げの実現を迫ろうと訴え。「働き方改革」と9条改憲の阻止にむけて全力でたたかおうと呼びかけました。

 各産別の代表が決意を表明。JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)通信産業本部の土方春樹書記次長は「すべての労働者の大幅賃上げで、実質賃金の向上、格差是正を勝ち取る」と表明。金融労連の笹本健治書記次長は「地域経済、産業を活性化させるために適正な取引単価の実現を」と訴え、全教の小畑雅子書記長は、過労死ラインの残業を認める「働き方改革」を批判し、「真の働き方改革を求めていく」と語りました。

 包囲行動に先立ち、厚労省前で労働法制改悪反対などを掲げて行動し、丸の内をデモ行進しました。


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