2024年10月26日(土)
近畿で悲願の3議席を 最後まで共産党広げよう
大阪 小池書記局長が訴え
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日本共産党の小池晃書記局長は25日、大阪府内の7カ所を駆け巡り、衆院比例近畿ブロックの清水ただし候補(大阪4区重複)らとともに、「1票を争う大激戦の近畿ブロックで2議席を必ず勝ちとり、悲願の3議席実現のために、投票箱のふたが閉まるまで『比例は共産党』と広げに広げてください」とこん身の力を込めて訴えました。
小池氏は、自民党が裏金事件で非公認となった候補の党支部に政党助成金2000万円を振り込んでいたことを暴露した「しんぶん赤旗」報道を紹介し、「裏金政党が裏金議員に『裏公認料』を出していた。自民党の辞書に『反省』という言葉はない」と厳しく批判しました。
また、日本維新の会が新聞折り込みで、「身を切る改革」で7億円を被災地に寄付したと宣伝しているが、「維新のパーティー収入は7・6億円だ。『身を切る』なら政治資金パーティーをやめるべきだ」と強調。公明党も、自民党の裏金議員35人を推薦するなど「同じ穴のむじな」だとし、「自民、公明、維新では、裏金政治はひどくなるだけ。企業・団体献金も政党助成金も受け取らない共産党こそ、裏金政治をやめさせる特効薬だ」と訴えました。
さらに、高齢者の社会保障を削って現役世代に回す議論がされており、自民も維新も、75歳以上の医療費窓口負担の3割化の対象を広げると主張していると指摘。国民民主党は現役世代の社会保険料を減らすために“尊厳死の法制化”を主張するなど「お年寄りは早く死ねといわんばかりだ。ひどい話だ」と批判し、「高齢者と現役世代を対立させること自体が根本的に間違っている。医療、年金、介護は老いも若きも、その人生を国が責任を持って支える制度だ」と強調し、軍事費を削って社会保障の充実をと訴えました。
清水候補は「カジノのない健全な大阪にしよう。カジノ・万博ノーの1票を共産党に」と力を込めました。比例代表に重複立候補せず、選挙区だけで挑戦する宮本たけし大阪5区候補は「核兵器廃絶、平和への願いは党派を超えて共産党に」と強調。わたなべ結3区候補、平川せつよ8区候補が決意表明しました。