2024年10月26日(土)
共産党応援 できること私も
JCPサポーター・選挙ボランティア 各地で活動
総選挙最終盤、全国各地でJCPサポーターやボランティアが連日、さまざまな取り組みで日本共産党躍進を訴えています。「できることをしたい」「何としても勝たせたい」―。自民党の政党助成金支給の“裏公認”を暴いた「赤旗」スクープも受け、それぞれの形で共産党を応援する思いがみなぎっています。
寒風めげずアピール
北海道
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「北海道から共産党の議席を必ず」と、北海道JCPサポーターは連日、札幌市中心部でのスタンディング、ビラの配布などの活動を繰り広げています。
比例代表(定数8)の最後の議席へ猛追という情勢で、23日から「比例は共産党 JUMP UP! 4DAYS STANDING」として取り組み、投票日前日の26日まで行います。
24日の夜も、冷たい北風が吹き、各党・各候補者の宣伝カーが目まぐるしく行きかう交差点。「戦争を止めたい」「賃上げ&時短」「学費ゼロへ いますぐ半額」などさまざまなプラスターや、自民党が裏金問題で非公認の候補に政党助成金を渡したとの記事が載った「しんぶん赤旗」日刊紙などを掲げ「共産党を伸ばして、裏金政治の大掃除を」と訴えました。
「しんぶん赤旗」号外を受け取った札幌市中央区の女性(61)は「自民党の演説も聞いたが、今回は共産党に入れようと思っている。自民党、公明党を負けさせたい。裏金問題はひどすぎる」と語り、「小選挙区は千葉なおこさん。比例代表は政党名で書くのよね」と話していました。
別の女性は、自分から手を差し出してビラを受け取り参加者と対話に。「選挙には行く。でもどういうふうに選べばいいのか分からなくて」という女性に参加者が裏金問題、暮らし、平和の政策について語ると、うなずきながら聞いて、去り際に「お話聞かせていただいてありがとうございました」と声をかけていきました。
仕事帰りに続々集結
東京
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党本部1階に設けられた東京ボランティアセンターには、連日多くの人が訪れ、証紙貼りや電話かけにフル回転。ビラをまく人たちが街に元気よく飛び出します。これまで延べ350人以上のボランティアが参加しています。
「忙しいとか言っている場合じゃない。自分ができることを少しでもしたかった」というのは、大学教員の男性(36)。仕事の前に1時間ぐらいはできると23日午後に初めてセンターに来て、ビラ折りをしました。SNSでセンターに関する情報を入手しました。「3~5年ほどの任期付きの仕事です。正規職に就くことを希望しています。就労・雇用においてもどの政策を比べても、一番まともなのは共産党しかない」と、時間ぎりぎりまで作業を続けました。
夕方以降は、仕事帰りの人たちが続々と集まり、センターが一層活気づきます。「仕事帰りでふらりと立ち寄れる場所があるのはありがたい」との声も寄せられています。
埼玉県に住む大学生(19)は、授業後に同センターに。ロシアによるウクライナ侵略戦争やイスラエルによるガザ攻撃にとても心を痛めたと語りました。「今回初めて国政選挙で投票します。共産党に入れたい。しっかりと平和と反戦を訴えているのは共産党。そこにすごくひかれました。投票以外にも支援する活動がしたいと強く思っていました」と話し、ビラを折る手に力がこもります。
同センターでは23、24、25日に新宿駅周辺で「日本共産党を伸ばして政治を変える!3夜連続スタンディング」を実施。24日には30人以上でアピールし、シールアンケートで有権者と対話が弾みました。選挙は一度も行ったことがないという人が「給料上がったらいいな」とポツリ。共産党の賃上げ・時短政策を紹介すると「今回は投票に行こうかな」と話すという変化もありました。(井上拓大)
私の思いと同じ党だ
大阪
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大阪ではボランティアの人が宣伝や支持拡大に奮闘しています。
24日に「赤旗」号外配布に参加した女性(38)は、たつみコータロー近畿比例候補からボランティア募集を知り、「選挙なので頑張りたい」と登録。担当区域を予定より早く終わり、終わってからも事務所でビラ折りを手伝いました。
ギャンブル依存症問題に取り組む女性(40代)は、「清水ただし近畿比例候補にはお世話になりました。日本共産党の依存症に対する理解に感謝しています」と登録し仲間を誘って参加しました。
大阪市住吉区では、女性(39)が、わたなべ結3区候補者カーのアナウンサーを初めて担当。社会的弱者の人権を理解し自分の言葉で語るわたなべ氏にひかれて参加したと語り、「人前で話すのは苦手だけど反応一つひとつが励みになる。1票が積み重ねられる実感が持てます」と話します。
東大阪市の会社員の女性(34)は職場や自宅に近い候補者の事務所で宣伝やビラ折りなどに参加。「日本共産党は市民目線で裏金問題や万博問題を調査して追及しているところがすごい。軍拡より目の前の生活を守ろうといっているところが私の思いと同じ」と話し、「これからはSNSでの拡散で共産党を広げたい」と話しています。