2024年10月28日(月)
田村委員長が会見
|
日本共産党の田村智子委員長は27日午後11時30分ごろ、党本部で記者会見し、次のように述べました。
◇
選挙結果は途中ですが、日本共産党をご支持いただいた皆さん、沖縄で赤嶺政賢さんへのご支持をいただいた皆さん、オール沖縄の皆さんへ、本当に心から感謝を申し上げたいと思います。全国で日本共産党をご支援いただいた皆様にも心からの感謝を申し上げます。
この総選挙は、私たち日本共産党が自民党の政治資金パーティーの裏金を暴き、また選挙の最中に裏金が原因で非公認となった候補者にも、自民党本部から2000万円の政党助成金からの資金が振り込まれていたことを暴いて、まさに日本共産党と「しんぶん赤旗」が自民党を大きく追い詰める選挙戦となりました。
いま自民党が単独過半数割れ、与党でも大きく議席後退ということが言われていますが、ここに日本共産党が大きく貢献したことを、まず確信しているところです。
私たちの掲げた政策は、この金まみれの政治を一掃するということとともに、国民は裏金にまみれた政治の一方、暮らしはこんなに苦しいということが大きな怒りになったと思います。
大幅な賃上げ、労働時間短縮、そして社会保障の充実、教育の無償化など私たちが掲げた公約の実現に向けて全力を尽くしていきたいと思います。
また、この選挙では、軍事費2倍、集団的自衛権行使容認、敵基地攻撃能力の保有、武器輸出など、この国のあり方が根底から覆されようとしていることが大きな争点だったと考えます。
この問題でも正面から自民党政治に対決し、戦争の心配のない東アジアをつくる平和外交という、軍事同盟強化ではない道を掲げてたたかったことは、大きな意味を持つものです。
ぜひ平和を願う多くの皆さんとともに、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回、そして安保法制の廃止の方向に政治が大きく動くように全力を挙げていきたいと思います。