2024年10月29日(火)
赤嶺氏、沖縄1区4選
「オール沖縄の団結の勝利」
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名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する保守・革新の立場を超えた「オール沖縄」の代表、赤嶺政賢氏(76)=日本共産党=は27日投開票の総選挙で、4回連続の当選を果たしました。深夜、当確が報じられると、赤嶺氏の事務所は支援者らの歓声と拍手が起こりました。
赤嶺氏は「県民が団結し、基地あるが故の沖縄の不条理を克服していこうとしている姿が見えないのかと、政府に突きつけるのが私の仕事です」とのべました。
選挙は赤嶺氏のほか国場幸之助=自・前、公明推薦=、下地幹郎=無・元=両氏らとの争い。赤嶺氏は、石破茂首相が幹事長時代に加えた圧力で辺野古反対の公約を撤回した国場氏らに選挙で審判を下し、完成の展望すらない新基地建設にノーの民意を突き付けようと力説。県民のくらしを守る政策を語り、幅広い支持を集めました。