2024年10月31日(木)
自民副幹事長が性加害
岐阜4区で落選 選挙スタッフに
衆院選挙岐阜4区で落選した自民党副幹事長の金子俊平前議員が選挙期間中に女性スタッフに「セクハラ行為をしていた」との一部報道を受け、同氏は29日、文書でコメントを発表し、事実を認めました。
自民党によると次期人事まで金子氏は副幹事長を務めます。同党幹部による性的暴行であり、党総裁の石破茂首相の責任が厳しく問われます。
コメントは相手のプライバシーを理由に詳細についての公表を避けました。相手には「心からのお詫(わ)びを申し上げ、謝罪を受け入れていただきました」としました。
NHKなどによると、金子氏は選挙運動中に車中で女性スタッフの性的部位に触るなどしたほか、同じ女性に選挙事務所でセクシュアルハラスメントにあたる発言をしていました。女性が陣営の関係者に相談し、発覚したといいます。
金子副幹事長は祖父・金子一平旧大蔵相、父・金子一義元国土交通相から続く3代目議員で、第2次安倍晋三政権の2017年総選挙で初当選。自民党女性局次長、財務政務官などを歴任しました。