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2024年11月18日(月)

市民生活切り捨ての、前市長の市政変えよう

名古屋市長選 尾形候補を小池書記局長応援

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(写真)聴衆の激励に応える(右から)小池、尾形、長谷川、丹羽の各氏=17日、名古屋市

 名古屋市長選挙(24日投開票)のラストサンデーを迎えた17日、「みんなで創る安心の未来」共同代表で無所属新人の尾形けいこ氏(67)=日本共産党、緑の党推薦=の大演説会が行われました。さまざまな立場の市民や政党の代表が駆け付け、集まった市民と一緒に「力を合わせて、新しい政治をつくろう」とアピールしました。

 演説会には「返還不要の奨学金を」「ケア労働者の処遇改善を」など、市長選で尾形氏が掲げる政策が書かれたプラカードが掲げられ、800人を超える市民が集まりました。演説を聞きに来た女性(70)は、「前市長では実現できなかった、小学校の給食無償化など将来世代が安心して暮らせる名古屋に変えたい」と話しました。

 「河村たかし前市長は、『給食無償化は金持ち優遇になる』と発言しました。子どもは金持ちではありません」(小久保広海さん・新日本婦人の会愛知県本部)など市民が次つぎとスピーチ。政党からは、日本共産党の小池晃書記局長、緑の党の丹羽淳氏、れいわ新選組の長谷川ういこ氏がマイクを握りました。

 小池氏は、市長選最大の争点は「市民税減税(金持ち減税)」と一体に市民生活や行政サービスを切り捨て続けた前市長による市政を転換するかどうかだと指摘。「一部の富裕層だけが大きな恩恵を受ける市政を変えると明確に訴えている候補者は、尾形さんだけです」と述べました。

 その上で小池氏は、先の総選挙で自公が過半数割れになるなど、古い自民党政治を終わらせたいという民意が示されたと強調。「名古屋で尾形さんを女性初の市長にしたい。市民と力を合わせて、新しい政治をご一緒につくりましょう」と呼びかけました。

 尾形候補は、年間約100億円もの税金が使われてきた「金持ち減税」を廃止し、「小学校給食の無償化などの政策をすぐに行います。名古屋初の女性市長をめざして頑張ります」と決意を語りました。


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