2024年11月21日(木)
一致点で協力強めたい
ICAPPへ出発 志位議長が抱負
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日本共産党の志位和夫議長は、21~24日にカンボジア・プノンペンで行われるアジア政党国際会議(ICAPP)第12回総会に参加するため、20日、東京からプノンペンに向けて出発しました。志位氏は、出発にあたって、本紙の取材に答えて次のように抱負をのべました。
「いま東アジアでは、一方で、排他的なブロック対立の強まりが憂慮される状況が生まれています。他方で、包摂的な平和の枠組みを目指すASEAN(東南アジア諸国連合)を中心とする流れが着実に発展しています。こうしたなか、アジアのすべての政党に開かれた包摂的な平和のフォーラムとして発展してきたアジア政党国際会議の果たすべき役割はたいへん大きいと感じています。今回の総会では、『軍事でなく外交を、排除でなく包摂を』をテーマに、党が提唱している『東アジア平和提言』の立場で発言するとともに、多面的な交流を深め、一致点での協力を強めるために力をつくします」